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緊急提言12「陳列農作物の良し悪しは表示・開示で決まる」(問題提起5-2)

緊急提言12「陳列農作物の良し悪しは表示・開示で決まる」(問題提起5-2)



 消費者の皆さん、前回は「農作物の良し悪しは農家の良し悪しで決まる」ということを申し上げました。そして本日は「陳列農作物の良し悪しは表示・開示で決まる」ということを申し上げたいと思います。

 ただし、「現在の日本の陳列農作物に関する規制が相当甘い」ので、世の中、現実には「表示・開示など良いも悪いも遜色ないではないか!」と思われることばかりで、「陳列農作物の優劣判定に表示・開示は関係あるのか?」と感じられるかもしれません。しかし、私は今後は陳列農作物の表示・開示も加工食品の「食品添加物」並みに、あるいはそれに近くなって行くものと確信しているので今回提言する次第です。(その食品添加物の表示・開示も規制が甘いのですが、青果物よりはマシです)。

 この提言の一番のポイントを申し上げます。それは、「陳列農作物の表示・開示義務は消費者の健康のために存在する」「農家側からすれば表示・開示義務がゆるければゆるいほど有難いことである」「農家生産者側がありがたいかどうかは知ったことではない!」ということを消費者の皆さんが強く認識することです。陳列農作物の表示・開示は消費者の皆さんのためにあるのです。そして「情報は多ければ多いほど良い」という当たり前のことを再認識してください。情報は多い(ウザイ)と思えば読まなければいいし、片っ端から捨てればよいだけです。

 弊社は、社会で最もいけないことが「ウソをつくこと」だと思っています。そして、人々の口に入る食べ物に関しては特に重く、「隠すこともウソのうち」「ごまかすこともウソのうち」と捉えています。裁判でよく黙秘権というものが話題になります。人間には「黙る権利」が法律で認められているのです。しかし、食材に関し生産者や流通業者が黙秘権を行使したら皆さんどうですか???気持ち悪いですよね? 「なぜ黙っているの?この食材こわーーーーい!」と誰も買うわけがありません。しかし、実は、日本の食材はその表示・開示につき、「生産者や流通業者による黙秘権行使の歴史」なのです。一番悪いのは消費者の皆さんです。黙っているからです。恥ずかしくない。何でも情報を求めなければいけませんよ。民主主義社会では「世の中が消費者の望む方向に向かう」ようにできています。消費者にとってこんなにありがたい社会はありません。世の中は皆さんが作るのです。もう一度言います。「情報は多ければ多いほど良い」のです。

 さて、まず、農作物に対するひとつの表示例を申し上げます。そのあと一般論に展開したいと思います。

 消費者の皆さん、スーパーなどで「輸入かんきつ類」やバナナなどを探してみてください。特に輸入かんきつ類のほうが多いです。「防かび剤、OPP-na、TBZ、イマザリルを使用しています」などと値札の横に表示されているはずです。防かび剤、とは文字通りカビの発生を防ぐクスリです。アメリカなどの遠い国から船便で日本にやってくるので防かび剤を使わなければ確実にカビが生えます。流通業者は当然これらのクスリを使うでしょう。しかし待ってください。OPP-na(オルトフェニルフェノールナトリウム)は発がん性のある食品添加物で「ポストハーベスト農薬」(収穫後作物に散布したり塗布したり漬けて使用する農薬) です。発がん性が動物実験で認められた毒です。少量だからと言って、食べるのは怖くないですか???厚労省としては「キチッと表示しているので、食べるかどうかは消費者の皆さんの自己判断でお願いします」と言っているわけです。さらに「食べて病気になっても政府や業者に責任はありません」という隠語でもあります。怖くはございませんか???

 TBZ(チアベンタゾール)は今も現役の農薬であるのに食品添加物と認められているという不思議な化学合成物質であり、なんと、催奇形性、すなわち、おなかの子供に先天性障害をもたらす可能性があります。なので、妊婦さんは「妊娠すると酸っぱいモノが欲しくなるのよね」などと言って輸入レモンや輸入グレープフルーツを食べないことをお勧めします。TBZ(チアベンタゾール)は、かんきつ類には、ワックスエマルジョンに混入し、収穫後の果物を浸漬する方法が一般に用いられています。また、バナナには、溶液に浸漬するか、収穫時にスプレーする方法が用いられています。これを聞いただけでもこれらの果物を食べたくなる人の気がしれません。

 そしてイマザリル。これは日本では農薬として認められていないのに、外国では認められている農薬です。しかし、なんと厚労省がアメリカの強い要求に屈して、農薬ではなく食品添加物として認めてしまったという「あいた口がふさがらないシロモノ」です。国民の健康よりアメリカの輸出業務のほうが大切であるという判断を下したのですね。比較的水に溶けやすく、かんきつ類ではワックス処理液に浸漬して、バナナでは処理液に浸漬したり、スプレーしたりして使用するそうです。これでも「ピカピカ光った果物」を食べますか???

 ここで、とても大事なことを申し上げます。食品衛生法に基づき表示が必要な食品として、食品衛生法施行規則別表第3が規定されており、未加工の青果物については、第 11号ハに「かんきつ類、バナナ」が規定されています。 別表第3に規定されていることにより、かんきつ類、バナナについては、防かび剤を使用した場合、表示が義務づけられているわけです。ですが、こうなると、すぐ「かんきつ類とバナナ以外なら表示はいらないだろう」と法の網を抜けることばかりを考える「ごまかし野郎」が出てきます。そこで厚労省はさらに法の網を広げざるを得なくなります。そこで、新たに、あんず、おうとう、かんきつ類(みかんを除く)、キウィー、ざくろ、すもも、西洋なし、ネクタリン、びわ、マルメロ、もも及びりんごへの「防かび剤」の使用が認められる予定で、それと共に表示義務も課せられる方向です。

 ここで、消費者の皆さんに申し上げたい。

 生産者・流通業者側は「ポストハーベスト農薬使用の表示」をすると「売れづらくなる」ことが分かっています。なのでできることならば表示をしたくないのです。これ、おかしいと思いませんか?おかしいと思ったらおかしいと訴えなければいけません。その消費者の方々の動きの大きなうねりが大事なのです。もちろん、第一に、そのように表示を逃れようとする業者を撲滅させなければいけないことではありますが。

 たとえば、今のポストハーベスト農薬の事例で、私だったら「イマザリルだとかチアベンタゾールだとかの防カビ剤の使われ方が、『ワックス処理液』に漬けてからとか『ワックスエマルジョンに混入』させてから使用などと言うが、そもそも、ワックス液を使っていること自体開示せよ!!!」と怒鳴りたい。消費者の皆さん、ワックスですよ。床をピカピカにするワックスですよ。なぜ果物に塗るの???と思いませんか?気持ち悪くありませんか?少量ならワックスを舐めるのですか?舐めたくないのに舐めているのですよ!!!こんなことを訴えて欲しいのです。騒いでほしいのです。こういう網がかかると、輸入だけではなく、日本の「悪い農家」の栽培出荷したかんきつ類などが「大いに健康的に変化」するはずです。「時間が経ってもなぜか腐らない不思議な果物」がこの世から減ってゆくはずです。消費者の皆さんの総意の通りに日本は進むのです。日本は民主主義先進国なのですから。消費者の皆さん、いかがでしょうか?

 さて、やっと一般論を申し上げることができます。

 現在、農作物の表示義務については次のように取り決められています。

 一般青果物の丸ごと・カット単品・カット同種混合の包装売りの場合・・・名称と原産地

 一般青果物のカット「異種」混合の包装売りの場合・・・名称、原料原産地、原材料、食品添加物、賞味期限、内容量、保存方法、製造者

 かんきつ類・バナナの丸ごと・カット単品・カット同種混合の包装売りの場合・・・名称、原産地、食品添加物、賞味期限、保存方法、製造者

 かんきつ類・バナナの「異種」混合の包装売りの場合・・・名称、原料原産地、原材料、食品添加物、賞味期限、内容量、保存方法、製造者

 ここで解説しますと、上記は全て「包装売りの場合」であるということです。これが「裸売りの場合」相当表示義務が軽減されます。裸売りとは「道の駅」やスーパーで山積みになっているものをご想像下さい。通販などではありえない販売方法なので、その場合の「柔らかい表示義務については割愛」させていただきます。また、かんきつ類・バナナとそれ以外で分けられている理由は、この提言回の前半部分に示した通り、アメリカからの輸入品が多いことによる「特殊な農薬を食品添加物として承認してしまった厚労省の都合」から来ています。

 一方、これが「加工食品」となりますと、とっても表示義務が厳しくなります。表示しなければならない項目も青果物に比べ格段に増えます。ざっと申し上げれば以下のようになります。

 名称、原材料、複合原材料、食品添加物、アレルギー物質表示、遺伝子組み換え表示、内容量、賞味期限、保存方法、原産国、原料原産地、製造者、その他。という感じです。そして更に食品添加物の表示に関しては更に細かい取り決めがあります。かといって、それでも曖昧な部分、ごまかしに感じる部分が多い取り決めではありますが・・・・・。ここでは割愛します。

 消費者の皆さん、ここで、次のような素朴な疑問が湧きませんか?

 ,覆次表示の厳しさにつき、青果物はゆるやかで加工食品は厳しいのか?青果物も厳しくするべきではないのか?

 ⊃品添加物には表示義務があるのに、農薬の表示義務はないのか?

 ´△鬚泙箸瓩討答えします。消費者の皆さんのご指摘はごもっともです。そして陳列農作物に「農薬の表示義務はありません」。食品添加物はまさに「この食品に添加物が添加されていますよ、皆さんが食べることになりますよ」「表示しましたから、それを見て、食べるかどうかは消費者の皆様の自己責任で判断してください」という物質なのに対し、農薬は消費者の皆さんが口にすることを想定して使われていないからだと思われます。また、食品添加物が厚労省の管轄なのに対し、農薬は農水省の管轄なので、という違いもありましょう。少々、農水省は農業生産の安定ばかりに施策の重心を移し過ぎのきらいがあります。「国民の健康の増進」を農業生産の安定の上位に位置づけて欲しいというのは前回までに私が申し上げている通りです。そして、農薬使用栽培の農作物には微量でも残留農薬が含まれています。それは開示するべきだと思うのです。ただ「農薬取締法が制定されてから、今日までに登録された農薬の累計件数は23,446件で、このうち現在登録されている有効登録件数は、4,328件(有効成分数は561種類)となっています。(2015/6/2現在FAMICホームページ)」という膨大な数の農薬があります。これを開示して誰が読むのだ?という疑問もわくのも事実です。いろいろ問題もありますが、私は、陳列農作物の表示義務はもっと厳しくするべきだと思います。消費者の皆さんはいかがでしょうか?消費者の皆様方の総意の通りに日本の法律は制定されていくと思います。是非、皆さんの思うところを叫んでいただきたい。

 実は、この「農薬の開示」については、弊社の今後の課題でもあります。農家Aさんはキッチリ農薬使用栽培履歴を把握されているし農薬成分の名前はもちろん効能や副作用の細部まで知っている、一方農家Bさんは農薬使用に関し慣行使用量の半分未満しか使っていないということしか分からず農薬成分の名前も知らないし効能や副作用の細部など知らない、という状況だからです。つまり「JAまかせ」の人が多過ぎるのですね。今後は、弊社の出番は多くなってくることは間違いなく、契約農家全てが、足並み揃えて使用農薬の開示がキッチリできるように教育して参ります。こういう状況なので「農薬は一切使っていない」と言う農家とのお付き合いはとてもラクであり、そのような農家との契約が多くなってもいるのです。

 現在の日本の陳列農作物の表示・開示は、つまるところ、「サービス精神」があるかどうかにかかっています。先述の通り「消費者に開示する情報は多いほど良い」のです。これはもう、生産者とそれに関わる流通業者のサービス意欲の有無とサービス精神の強弱次第と言えるのです。

 表示・開示情報量が多い農作物ほど良い農作物なのです。

 弊社では「隠すことはウソをつくこと(擬装)と同じ罪」と考えています。そして、消費者の皆様に、できる限りの表示・開示を行い、生産者から産地直送をさせることで、流通業者による「隠ぺいリスク」を排除しています。陳列農作物の表示・開示につき日本の先駆者になるつもりです。

   今回は、「陳列農作物の良し悪しは表示・開示で決まる」ということを申し上げました。次回は、消費者の皆さんが最も耳の痛いことを深掘りする提言回といたします。

(緊急提言12終了・・・13へつづく)

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